〒0960075北海道名寄市曙1

God's Story(ゴッド・ストリー)

第七課

ラザロとマリア

指示

ヨハネの福音書の11章から12章まで読んで下さい。

このページの第七課を読んで下さい。

必要なら、用語解説を引いてください。

第七試験の質問に答えて下さい。

神の御子息は良い牧者です。キリストは羊のためにご自分の命を捨てて下さいました。それらの羊はキリストの声に聞き従います。キリストは、キリストを信じるすべての人に永遠の命を与えて下さいます。


神の御子息が死んだ人を生き返らせること(11章)

ベタニヤという町に、マリアとその姉妹マルタという二人の女の人がいました。その兄弟ラザロは病気にかかって、死んだのです(4節)。マリアとマルタは、もしイエスがラザロの生きている間に来られたなら、ラザロは死ななかっただろうと、思っていたのです(21、32節)。イエスはマルタにこう言われた、「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。」

キリストはラザロの墓に行って、大声で言われました。「ラザロよ。出て来なさい。」このようにして、ラザロは生き返って、立ち上がり、皆の前でその墓から出て来ました。すると多くのユダヤ人たちはイエスを信じました。しかし、パリサイ人たちはまだイエスを信じようとはしなかったのです。

すべての人は罪人です。自分の罪の中に死んでいた者は、永遠の命を持っていません。神の御子息であるイエス・キリスト以外には、永遠の命を与える方はひとりもありません。いつか、すべての人は死者の中から出て来て、必ず神の御前に立ちます。そのとき、人が自分の罪から救われるには、もう手遅れなのです。今こそ、救われなければならないときです。


幾人かの人がイエスをほめたたえたこと(12章)

イエスが、マリアとマルタの兄弟ラザロを生き返らせて下さったので、彼女たちがイエスを愛するのは当り前でした。彼女たちはイエスのためにご馳走を作り、またマリヤはイエスの足に高価な香油を塗りました。ところが、盗人で十二人の弟子たちのひとりであったユダは、マリアのやったことを非難してしまったのです(5節)。

その後に、キリストはエルサレムに行かれました。多くの人はしゅろの木の枝を取って、出迎えに行き、イエスをほめたたえました(12~16節)。数人かのギリシャ人もキリストを見に行きました。キリストは、ご自分が死ななければならないことを、その群衆に告げられました(24節)。父なる神は天から話し、キリストがご自分の御子息であり、キリストを通してご自分の栄光を現わしておられることを、その群衆に宣言されました(28節)。

ほかの人々はイエスを信じても、パリサイ人たちを恐れながら、それを告白しませんでした(42節)。彼らは神からの栄誉よりも、人の栄誉を愛してしまったのです(43節)。神はご自分の御子息をこの世に遣わされ、またその御子息であるイエスはこう言われました。「わたしを信じる者は、わたしではなく、わたしを遣わした方を信じるのです。」(44節)。今日、あなたもイエス・キリストを信じて下さいませんか。

第七課の試験