第九課 祈りと賛美

Q聖書は祈りについて何を教えているのですか。

Aクリスチャンは祈らなければ、霊的に成長するのは出来ません。こういうわけで、聖書が祈りについて何を教えるかを知るのは非常に重要です。

 クリスチャンはなぜ祈るべきでしょうか。神はクリスチャンが祈るように命じられたからです(テモテ第一2:8)。主イエス・キリストは地上におられる間にしばしばお祈りになりました。もし主イエス・キリストにとって祈ることが大切であったなら、まして、罪人の私たちにはどれほど大切なことでしょうか(テサロニケ第一 5:17、エペソ 6:18)。

 クリスチャンはどれぐらい祈るべきでしょうか「絶えず祈りなさい。」
と聖書に書いてあります(テサロニケ第一 5:17)。クリスチャンはいつでもどこででも祈ることが出来る用意をすべきです。クリスチャンはどんな時でも祈りによって神に近づくことが出来るはずです。また一方、神に祈るために、毎日時間を取るべきです。朝起きる時にも、夜寝る時にも、私たちの主に祈るべきです。もちろん、一人でも、人前でも、食事するときに神に感謝すべきです。

 クリスチャンはどのような姿勢で祈るべきでしょうか。聖書に書いてあるとおり、ダニエルはひざまずいて祈りました(ダニエル 6:10)。主イエスも同じように祈られました(ルカ 22:41)。ネヘミヤは王の前に立ちながら祈りました(ネヘミヤ 2:4)。ソロモン王は人々の前でひざまずいて、両手を天に差し伸べて、祈りました(歴代誌第二 6:13)。一人で祈る時、普通ひざまずいて祈るのはいいことです。けれども、クリスチャンは道を歩いている時にも、自分の日常生活の活動をしている時にも神に祈る特権を持っています。

 何のために祈るべきでしょうか。この質問の答えは聖書のピリピ 4:6、テモテ第一 2:1-3、マタイ 9:38 に書いてあります。神に祈ることで、つまらないことも難しすぎることもありません。多くのクリスチャンにとっては、祈りの表を作るのは役に立つことです。その表には次のようなことを書いておいて、毎日に祈るのはいいことです。すなわち、キリストをまだ信じない友人と親戚、病気にかかっている人、神に仕えている宣教師、牧師、伝道者などのために祈ることです。あなたの祈りは具体的な祈りであるとき、あなたは具体的な返事をもらうのです。はっきりしない祈りであれば、神がお答えになったかどうかも分からないでしょう。

 祈りの答えの必要条件は何でしょうか

※ もしクリスチャンがキリストにとどまるなら、神はその祈りを答えて下さいます(ヨハネ15:7)。「キリストにとどまる」という意味は、キリストの戒めに従うということです(ヨハネ第一3:22)。

※ クリスチャンの祈りは神のみこころにかなっているべきです(ヨハネ第一 5:14)。神のみこころは聖書によって現われたので、クリスチャンの祈りのお願いは聖書の教えに逆らってはいけません。

※ クリスチャンは祈るごとに、キリストの御名によって祈るべきです(ヨハネ 14:13、16:23)。クリスチャンがまことにキリストの御名によって祈るとき、それはキリスト御自身が父なる神に話しておられるのと同じなのです。

※ クリスチャンの祈りの目的は純真でなければなりません(ヤコブ 4:3)。クリスチャンの祈る目的が罪深く、自己中心的であれば、神がそのような祈りに答えて下さるのを期待することは出来ません。

 祈るときに、どのような言葉を使うべきですか。クリスチャンは神に対する畏敬の念を持ちながら、適切な敬語を使って祈るべきです。

 祈るときに、気を付けなければならないことは何でしょうか

※ 他人に見られて、褒められるために祈ってはいけません(マタイ6:5-6)。

※ 祈りで神を試みてはいけません(マタイ 4:5-7)。例えば、あるクリスチャンがわざと、走っている列車の前に飛び出して、「神様、本当におられるなら、私を救い出して下さい。」などと祈るのは、愚かな祈りです。

※ 聖書に表わされた神のみこころに逆らって、禁じられたことを願ってはいけません。クリスチャンが神のみこころを無視して、無理に何かを願うならば、神はその願いを与えられるかもしれませんが、その願いに伴う苦悩をも送られるでしょう(詩篇 106:15)。

※ 祈るときに、同じことばを空しく繰り返してはいけません(マタイ 6:7、伝道者の書 5:2)。

他のお進め
※ あなたが祈っている間に、もし思いが祈りから離れると気付くなら、声を出して祈ってみてください。

※ もし神のお答えがすぐに起こらなくても、がっかりしないでください。神が祈りに答えて下さるタイミングは、クリスチャンが神を待ち望むというすばらしい経験をうばってしまうほど早すぎることはなく、クリスチャンがかいなく神に頼るようなことになるほど遅すぎることもありません。

※ もし神のお答えがあなたの願いとは違うなら、これを覚えてください。神は、あなたの願ったことに勝ってすばらしいお答えを与えて下さる権威をお持ちです。人間の私たちは、自分の幸いな生活のために何が最も良いのかを知りませんが、神はご存じです。神は私たちの願うところ、思うところのすべてを超えて豊かに施すことがお出来になります(エペソ 3:20)。


第九課の試験